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★絵夢のお家★

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赤ちゃん よだれ

子供のよだれ 大抵は小学校入学前後に治る 虫歯やかみ合わせなども原因に


 幼い子供に、よだれは付き物。多くは生理的なものだが、中には病気が原因のケースもある。見逃していると、いじめなどを受け、子供の精神的発育にも影響しかねない。

● 子供は分泌が多い

 よだれというと特別なもののように思いがちだが、よだれはだ液そのもの。だ液の分泌量が多かったり、逆に、だ液の飲み込みが悪かったりすると、よだれとして唇から垂れてくる。  東京女子医科大学(東京都)耳鼻咽喉(いんこう)科の吉原俊雄教授は「3歳から5歳にかけては、だ液腺が発達してだ液分泌が高まる時期です。生えてくる歯の刺激によってもよだれが多くなりますが、その後は、脳の働きの発達によって出過ぎないようになります」  こうしたよだれは、大抵は小学校入学前後に治る。しかし、その時期になってもひどいときは、虫歯や歯のかみ合わせ、口内炎、その他の病気や異常が原因になっている可能性がある。

● 心の発達に影響

 「小学校入学時期を迎えても、よだれがひどい場合は、こうした原因を疑って、まず、最寄りの耳鼻咽喉科を受診すべきです」  虫歯や歯のかみ合わせなどに問題があると診断されたなら、歯科医を紹介してもらうとよい。  たかがよだれと軽視していると、子供が学校でいじめに遭いかねない。また、両親が「だらしない」などとしかったりすると、ストレスになって子供の心の発達に悪影響をもたらすこともある。  吉原教授は「体の病気はもちろん、心の負担があっても子供の健康な発育に影響しかねません。よだれの場合も、その点を十分に考慮して、適切に対応すべきです」とアドバイスしている。
■あなたの健康百科 子供のよだれ より http://www.medical-tribune.co.jp/kenkou/200304292.html


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